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<シイタケ>販売3冠目指し秋田県が新事業

 秋田県は本年度から、年間生産量全国4位のシイタケの生産拡大に力を入れる。目標は、東京都中央卸売市場での販売量と販売額、販売単価の3部門での首位。「販売三冠王獲得事業」と名付け、2019年度の達成を目指す。

 原木栽培と菌床栽培を合わせた県の年間生産量は15年で3878トン。大半を菌床栽培が占める。徳島県、北海道、岩手県に次ぐ全国4位だ。都中央卸売市場では、年間の販売量(1039トン)販売額(約13億円)ともに、岩手県(1395トン、約14億円)に次ぐ2位。1キロ当たりの販売単価は1258円と主要産地でトップを走る。
 単価が高いのは、県産の特徴である「肉厚で鮮度の良さ」(県園芸振興課)が評価されているため。県内の大規模生産施設には空調設備があり、生産量の落ちる夏に高い価格で取引されている。
 本年度の事業費は3億4975万円。販売単価1200円以上を維持しながら、販売量1700トン、販売額21億円を目標に掲げた。生産施設への助成を通じて菌床栽培の生産量を増やすと同時に、首都圏でのPR強化で認知度の向上を図る。
 県は年間を通じて営農できるように複合経営を促進しており、シイタケも一つの柱に位置付ける。県園芸振興課の担当者は「東京市場での3冠にとどまらず、全国トップスリーを目指したい」と話している。


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2017年07月11日火曜日


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