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<日銀>東北景気「緩やかな回復」据え置き

 日銀仙台支店は10日、7月の地域経済報告(さくらリポート)をまとめた。東北の景気は「緩やかな回復基調を続けている」とし、前回4月の基調判断を据え置いた。
 項目別では、住宅投資の判断を1年半ぶりに下方修正。「高水準で推移」から「高水準ながら弱めの動き」に引き下げた。
 東日本大震災被災地で災害公営住宅建設が進み、新設住宅着工戸数が前年割れしていることを踏まえた。仙台支店は「一部地域では過剰感が見られ、供給を絞っていることから着工数減少につながった」と指摘した。
 他の項目は全て据え置いた。生産は「緩やかに持ち直している」。電子部品・デバイスはスマートフォンの新製品向け部品や車載部品の生産が増加し、輸送機械は新車投入効果が続いている。
 個人消費は「底堅く推移」。仙台市内の百貨店からは「株価回復などから富裕層のマインドが改善し、高額品販売は回復している」との声が寄せられた。
 公共投資は「高水準で推移」、設備投資は「緩やかに増加」を維持。雇用・所得環境は「改善している」のままとした。


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2017年07月11日火曜日


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