広域のニュース

<都市対抗野球>頂点狙う東北勢 14日開幕

〔注〕メンバー表は名前、年齢、出身校、身長(センチ)、体重(キロ)の順。◎は主将。○は補強選手で、かっこ内は所属チーム

 第88回都市対抗野球大会(14〜25日・東京ドーム)に、東北第1代表の日本製紙石巻(宮城県石巻市)、第2代表のきらやか銀行(山形市)が出場する。日本製紙石巻は16日の第1試合(午前10時半開始)でホンダ熊本(熊本県大津町)、きらやか銀行は15日の第2試合(午後2時開始)でホンダ鈴鹿(三重県鈴鹿市)と対戦する。東北から頂点を目指す両チームを紹介する。

◎日本製紙石巻(宮城県石巻市)/投手陣が充実

 投打がかみ合い、2年ぶり4度目の全国大会出場を決めた。2013年のベスト8以上の成績を狙う。
 投手陣が充実している。右上手投げの宝利は150キロ近い速球と切れのあるスライダーが武器。左腕塚本は打たせて取る投球が身上だ。2年目の右腕古田はマウンド度胸があり、先発、抑えの両方を任せられる。補強で経験豊富な西村、新人ながら投げっぷりの良い田辺の両左腕も加え、厚みが増した。
 打線も切れ目がない。1番の井上、中軸を担う浅沼や小野の上位打線に長打力がある。下位にも2次予選東北大会で首位打者に輝いた後藤がおり、どこからでも好機をつくり、得点できるのが強み。両打ちの西川も補強し、攻撃の幅が広がった。
 中嶋主将は「相手を意識せず、自分たちの野球をすることに集中する」と満を持して初戦を見据える。

<序盤から攻めたい/前田監督の話>
 序盤から果敢に攻めたい。東日本大震災と熊本地震の被災地同士、地元を思う気持ちは強い。地域代表の誇りを持って力を出し切りたい。

◎きらやか銀行(山形市)/勝負強い打線

 初出場した昨年は初戦で強豪のパナソニック(大阪府門真市)を破って注目を集めた。持ち前の投手力を生かした粘り強さを発揮し、再び東京ドームに旋風を巻き起こそうと意気込む。
 投手陣は右腕の主戦小島が柱。制球力があり、打たせて取る投球が持ち味だ。チェンジアップでカウントを稼ぎ、最高145キロの直球で相手打者を詰まらせる。最年長の三浦は力で押すタイプで、抑えにも対応できる。補強した右横手の内山は安定感がある。
 打線は建部、日山ら中軸が勝負強い。下位の中原も2次予選東北大会で打率4割1分7厘と好調。盗塁やエンドランと足を絡めた攻撃で好機を広げ、着実に生かしたいところだ。
 昨年の初出場で、選手たちは勤務先で顧客から激励されることが増えたという。長谷川主将は「一戦必勝で勝ち上がり、声援に応えたい」と意気込む。

<思い切りぶつかる/大向監督の話>
 挑戦者として思い切りぶつかる。東北のアマ球界の希望となれるよう、観客に感動を届けられる試合をしたい。


2017年07月11日火曜日


先頭に戻る