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<仙台市長選>候補者に言いたい 障害者支援団体職員

 仙台市長選(23日投開票)が始まり、まちの未来を巡る舌戦が各地で繰り広げられている。杜の都の新たなリーダーに、人々は何を求めるのか。各方面から候補者に直言してもらう。(仙台市長選取材班)

◎杉山裕信さん(51)団体職員・太白区

 仙台市太白区の障害者支援団体「CILたすけっと」の事務局長を務めています。私も脳性まひの障害がありますが、障害者が地域で生活できるよう支援する活動をしてきました。
 困っているのは車いすでの移動で、電車やバスの利用が不便なこと。事前に職員に伝えなければならない上、準備で列車を一本見送るのが常です。市地下鉄南北線はホームと電車の間に段差があって補助が必要です。もう少し駅をバリアフリー化してほしいです。
 昨年7月に相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者殺傷事件が起きてから、仙台でも多くの障害者がますます生きにくさを感じながら生活しています。
 被告の「障害者なんていらない」という供述をテレビで知り、「生きていていいのだろうか」と自暴自棄になった障害者がいます。私もいつか暴力を振るわれるのではないかと、びくびくして暮らしていました。
 昨年4月に市障害者差別解消条例が施行され、市もようやく差別解消に乗り出しました。次の市長にもぜひ条例を拡充していってもらいたいです。仙台が障害の有無で差別されない街になることを望んでいます。


2017年07月12日水曜日


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