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<ミシュランガイド>訪日客受け入れ態勢拡充を

ポール・ペリニオ レンヌ第一大日仏経営大学院修了。1995年日本ミシュランタイヤ入社。ベネルクスミシュラン社長などを経て2015年から日本ミシュランタイヤ社長。45歳。フランス・クレテイユ市出身。

 「ミシュランガイド宮城2017特別版」を発行する日本ミシュランタイヤのポール・ペリニオ社長が11日、仙台市内で河北新報社の取材に応じた。宮城の食材と料理を評価し、訪日外国人旅行者(インバウンド)の拡大に向け、一層の受け入れ態勢づくりを促した。(聞き手は報道部・北村早智里)

◎日本ミシュランタイヤ ポール・ペリニオ社長に聞く

 −ミシュランガイド宮城2017特別版が14日に発売される。
 「2015年秋から本格的に調査していた。宮城は海の物から山の物、牛肉などの食材が豊富で質も高い。料理のレベルも全国と比べて高く、特別版を発行することになった。いいレストランがたくさんあることを伝えたい」

 −最近は多くの口コミサイトや紹介本がある。
 「ミシュランガイドを初めて発行したのは1900年。100年以上の歴史があり、ノウハウが蓄積されていることが信頼に結び付いていると思っている。世界中にいる調査員を定期的にローテーションし、全世界で同じ評価基準になるよう努めている。特別版だからといって、基準が異なることはない」
 「ミシュランガイドはあくまで一つの意見。他の媒体が同じ店について、違う意見を持っているならば議論をしたい。そうすることで料理やサービスの向上につながる」

 −宮城を含め東北では、インバウンドが急増している。
 「当社のアンケートではインバウンドの多くが日本食を楽しみにしている。英語のメニューを用意するなど、受け入れ態勢を整えてほしい。ミシュランガイド宮城版は日本語での発行だが、ウェブ版は英語ページの製作も検討している」

 −フランスのミシュラン社の旅行案内「ミシュラン・グリーンガイド」の東北ウェブ版に東日本大震災の被災地が追加された。
 「グリーンガイドへの掲載で、世界の観光客が被災地に行きやすくなる。ミシュランガイド宮城版が発行され、いいレストラン目当ての客も増えるだろう。被災地の復興に役立てばミシュランとしても幸いだ」


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2017年07月12日水曜日


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