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名取最大 災害住宅完成 140戸

最上階からの眺めを確認する入居予定者ら

 東日本大震災で被災した宮城県名取市閖上地区で12日、市内最大の集合型災害公営住宅団地が完成し、入居予定の被災者向けに見学会が開かれた。15日に鍵の引き渡しが行われ、順次、入居が始まる。
 団地は鉄筋6階の集合住宅4棟から成り、計140戸が入る。間取りは2DKから4DKまで6タイプ。各棟に外階段があり、津波襲来の際は住民以外も屋上に上がれる。マンホールトイレや災害時の炊き出しに使えるかまどベンチも敷地内に設置した。
 見学会には約40人が参加。1棟の最上階にある集会室や各部屋を見て回り、屋上への出入り口を確認したり、ガス台の寸法を測ったりした。
 団地のそばにあった自宅が津波で流失した無職橋浦功博さん(75)は、25日に引っ越す予定。「じっくり見てカーテンのサイズなどを測り、住みよい家にしたい」と話した。
 閖上地区では市の現地再建方針を巡って住民との合意形成が難航。海岸線から約1キロ内陸側に建てられた今回の団地は、昨年5月に着工した。


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2017年07月13日木曜日


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