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<旧泉市偽造印訴訟>「業者が別の印鑑」市側主張

 仙台市泉区歩坂町の市道の土地登記を巡り、合併前の旧泉市が印鑑を偽造して不正に所有権移転登記をしたとして、土地の所有権を主張する泉区の不動産業者が市に登記抹消と約4700万円の損害賠償を求めた訴訟の第2回口頭弁論が12日、仙台地裁であった。仙台市側は「業者側が代表印と別の印鑑を使っただけだ」と述べ、偽造を否定した。
 業者側は登記変更に必要な地積測量図にあった印影が業者の代表印と異なることから、「偽造印で勝手に所有権を移転された」と主張している。
 市側は「測量図は必ずしも実印が必要な書類ではない。銀行印など別の印鑑が使われた可能性がある。印鑑を偽造してまで移転登記する理由はない」と述べた。
 訴えによると、業者が購入し、造成した歩坂町の土地13カ所、計5407平方メートルについて、1980年6月〜88年11月、道路や山林の名目で所有権が移転登記された。いずれも業者が旧泉市に寄付した形になっていた。


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2017年07月13日木曜日


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