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<バイオマス発電>高効率の木質プラント稼動

長井市で稼働を始めた木質バイオマス発電プラント

 中西金属工業(大阪市)の100%子会社「NKCながいグリーンパワー」(二見健太郎社長)が山形県長井市寺泉に建設を進めていた木質バイオマス発電のプラントが完成し、12日に東北電力への売電を始めた。
 プラントは市からの借地約1.9ヘクタールに発電機棟とチップ粉砕棟、丸太ストックヤードを備える。既存のバイオマス発電所では珍しい「ガスエンジン方式」を採用。蒸気式に比べ発電効率が2倍に上がるという。
 総事業費は約26億円。出力1990キロワット、年間発電量は一般家庭3000世帯分の1万4800メガワット時。
 含水率が4〜5割と高い丸太をそのままプラントに持ち込み、粉砕して燃料にできるのが特徴。計画では山形県内の間伐材を1日85トン、年間約2万6000トン使用する。原木を使うため、原料を供給する森林組合の負担が軽減されるという。
 NKCながいグリーンパワーは2015年12月発足。プラント全体の従業員は計13人で、うち12人が地元採用。プラント内の木質チップ製造工場は、中西金属工業が別に設立した子会社が運営する。


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2017年07月13日木曜日


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