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<酒田消防士自殺>パワハラで遺族が組合提訴

 山形県の酒田地区広域行政組合消防本部の男性消防士=当時(20)=が2014年に救助訓練の指導役職員らからパワハラを受け自殺した問題で、男性の両親が12日、組合に1億5000万円の損害賠償を求める訴えを山形地裁酒田支部に起こした。
 組合が設置した第三者委員会は今年3月にまとめた報告書で、男性の自殺は訓練の指導役だった40代の係長級職員らから受けたパワハラ行為が原因だったと結論付けている。
 遺族側は自殺の原因を作った職員の責任と、今年3月に退職した前消防長ら管理責任者の注意義務違反などを主張している。
 組合は第三者委の報告を受け、指導役の係長級職員を停職1年とするなど、職員や幹部ら計7人を減給や戒告の懲戒処分とした。
 男性の母親(酒田市)は「当事者から謝罪は一度もなく、命を守る仕事をしている人間が命の重みを理解しているとは到底思えない。裁判を通じて罪の重さを考えてほしい」と話した。
 酒田地区広域行政組合の梅木和広事務局長は「訴状の内容を確認し、弁護士と相談したい」と述べた。


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2017年07月13日木曜日


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