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住民の自治力磨く 宮城・丸森で報告会

丸森町内の住民自治組織が地域づくり事業の成果を披露した報告会

 宮城県丸森町の住民自治組織による「まるもり地域づくり取り組み報告会」が12日、同町の丸森まちづくりセンターで初めて開かれ、町内8地区の自治組織が成果を披露した。報告会は地域づくりの「自慢大会」とも呼ばれ、住民が自治力を磨き合う場として注目されている。
 丸森地区は茎が木質化する地域資源のアカザでつえをつくり、老人クラブや婦人会などに寄付する活動を紹介した。舘矢間地区は1人暮らしの高齢者に弁当を配達し、安否を確認する配食サービスを説明した。
 全住民による見守りネットワーク「なにすっ隊」の活動を報告したのは筆甫地区。「なにすったい?(何してたの?)」と声を掛けて見守り合うことで、地区全体の支え合い意識が高まったと効果を強調した。
 報告会は町住民自治組織連絡協議会が主催し、町内外から約170人が参加した。高齢化率の低い自治組織から順に地区の課題、事業の実践と効果を発表し、会場からの質問に答えた。
 小規模多機能自治の提唱者でコーディネーターを務めた川北秀人氏は「住民同士で刺激し合うことが、自治力を高める手っ取り早い方法」と自慢大会の意義を強調。「好事例は積極的にまねして事業に磨きをかけてほしい」と提言した。


2017年07月13日木曜日


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