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<乳頭温泉3人死亡事故>再発防止誓い慰霊碑

遺族らが慰霊碑に向かって手を合わせた

 秋田県仙北市の乳頭温泉郷付近で2015年3月に源泉の調整作業をしていた市職員と作業員の3人が死亡した事故で、犠牲者を追悼する慰霊碑の除幕式が13日、同市田沢湖生保内であった。門脇光浩市長ら市関係者と遺族ら60人が、事故の再発防止を誓った。
 慰霊碑は、事故のあった源泉から南西に約4キロの秋田駒ケ岳山麓にある「アルパこまくさ」付近に設置された。基礎部分を含めた高さは最大2.1メートル。門脇市長は慰霊碑の前で「事故を繰り返さないとの思いで原因を究明し再発防止策を構築してきた。3人の無念をしのび、鎮魂の思いを後世に伝えたい」と述べた。
 式典終了後、犠牲になった市職員柴田政文さん=当時(42)=の母栄子さん(68)は「安全になってくれれば」と、持参した政文さんの写真を見つめながら語った。
 事故は、作業員が高濃度の硫化水素ガスを吸い込んだのが原因。市は事故防止のため、昨年11月に別の源泉に切り替えた。


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2017年07月14日金曜日


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