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<仙台市長選>若者の関心 ネットでつかめ

メディアージが公開した市長選ボートマッチの画面

 仙台市長選(23日投開票)で若者の関心を高めようと、インターネットを使った情報発信に力を入れる市民団体が目立つ。質問に答えると考え方が近い候補者を表示する「ボートマッチ」など趣向を凝らす。低迷する若者の投票率向上が期待される。
 若林区が活動拠点のNPO法人「メディアージ」は13日、市長選のボートマッチをホームページ(HP)で公開した。16項目の質問に答えると、4人の候補者のうち誰の回答と最も一致しているかが分かる。各候補者の回答一覧も見ることができる。
 市長選でのボートマッチは初の試みという。理事の漆田義孝さん(34)は「ゲーム感覚で回答し、選挙や政治に興味を持つきっかけになればいい」と語る。
 大学生による各候補者へのインタビューや街頭演説の動画もHPで公開している。18日には、気軽に政治を語るカフェ形式のイベントも実施する。
 市長選の情報発信を手掛けるサイト「Vote for Sendai(ボート・フォー仙台)」を開設したのは、太白区のデザイン会社社長大津知士さん(34)ら。6月下旬に投票率向上を目指す政治団体を設立し、活動を始めた。
 「市民の声を候補者に届けたい」(大津さん)と、1人1分程度で「私たちの望む仙台」を語る動画コーナーをつくった。各候補者の政策を分かりやすく伝えようと、紙芝居形式で解説する動画も準備している。
 大津さんは「会員制交流サイト(SNS)も使い、若年層に正確でフラット(均一)な情報を伝えたい。仙台を少しでもよくするため、一人でも多くの人に投票してほしい」と期待する。
 前回市長選(2013年)の投票率は過去最低の30.11%。年代別の推計投票率は20代が16.49%、30代が20.68%にとどまり、若年層への啓発が課題となっている。


2017年07月15日土曜日


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