宮城のニュース

身近な生き物鳴き声聞いて 仙台市ハイレゾ配信

身近な生き物の鳴き声を配信している仙台市の特設サイト

 仙台市は身近な生き物の鳴き声を収録し、インターネットの特設サイトで配信を始めた。高音質のハイレゾリューション音源や携帯電話、スマートフォンで利用できる音源も用意。市環境共生課は「身近な生き物に愛着を持つきっかけになってほしい」と期待している。

 配信されているのは、「日本一美しい」と言われるカジカガエルと市の鳥カッコウ、カッコウが托卵(たくらん)するオオヨシキリの3種類。福島大の永幡幸司准教授(音響学)の協力を得て、市内各地で収録した。今後、市の虫スズムシなどを追加する予定だ。
 それぞれの鳴き声について、ハイレゾ方式や一般的な「MP3」方式など最大5種類の音源を公開している。高音質で臨場感あふれる鳴き声を楽しんだり、携帯電話やスマホの着信メロディーにしたりと、さまざまな利用方法を見込む。
 市が2015年度に実施した「生きもの認識度調査」で、カッコウの鳴き声を知らない市内の中学生が35.2%に上るなど、生き物に対する認識の低下が浮き彫りになった。市は身近な生き物が奏でる音に着目。市民の関心を高める生物多様性保全推進事業の一環として初めて企画した。
 特設サイトは、市のせんだい環境学習館たまきさんサロン(青葉区)のホームページ内にあり、各種音源を無料でダウンロードできる。21日〜8月24日には、ハイレゾ音源の試聴コーナーをたまきさんサロンに開設する。連絡先はたまきさんサロン022(214)1233。


関連ページ: 宮城 社会

2017年07月15日土曜日


先頭に戻る