青森のニュース

青函連絡船爆撃72年 鎮魂願い碑に折り鶴

戦災の碑に折り鶴を供え、手を合わせる参加者

 1945年7月14日にあった米軍による青函連絡船爆撃の犠牲者を追悼しようと、青森港(青森市)の「青函連絡船戦災の碑」前で14日、平和祈念の集いが開かれた。
 主催した青森空襲を記録する会の今村修会長(75)は「戦災から72年がたち、当時を知らない世代が増えている。悲劇を繰り返さないため、次世代に伝えていかなくてはならない」とあいさつ。遺族ら約20人が折り鶴をささげた。
 青森市に住む黒滝富江さん(86)の父井沼富蔵さん=当時(37)、青森県中泊町出身=は、攻撃に遭った第三青函丸に1等航海士として乗船していた。「父に呼ばれているような気がして毎年集いに来ている。北海道新幹線が開通したが、海の底に父ら犠牲者が眠っていることを忘れないでほしい」と述べた。
 戦時中、青函連絡船は7月14、15の両日と8月10日の攻撃で全13隻が沈没、乗員や乗客400人以上が亡くなった。「津軽丸」「第三青函丸」「第四青函丸」は今も海底に沈んでいる。


関連ページ: 青森 社会

2017年07月15日土曜日


先頭に戻る