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<復興公園>鎮魂と教訓伝承 基本構想策定

 国と福島県は14日、同県浪江、双葉両町の沿岸部に整備する、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の復興祈念公園の基本構想を策定した。鎮魂や教訓の伝承などを基本方針に定めた。公園に隣接して県が双葉町に建設するアーカイブ拠点施設ができる2020年度の一部開園を予定する。
 区域は甚大な津波被害を受け、原発事故で避難区域となった約50ヘクタールを想定。広場などを中核とする追悼施設や、原発事故で放置されて死んだ動物の慰霊碑などを整備する。襲来した津波の高さを実感できる展望地も設ける。避難者を含めた人々の心のよりどころとなる公園を目指す。
 今後、施設の配置などを決める基本計画などの策定を進める。立地町の復興の進展に合わせ、開園後も追加整備を行う。
 吉野正芳復興相(衆院福島5区)は14日の記者会見で「福島県では原発災害を理解できるような公園が必要だ」と述べた。
 国による復興祈念公園は陸前高田市と石巻市でも計画され、いずれも今年3月に着工、20年度完成を予定している。


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2017年07月15日土曜日


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