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倒壊家屋の救助連携 解体業者と訓練

倒壊家屋に見立てた解体工事現場から救助者の模型を運び出す消防士

 宮城県岩沼市消防本部は14日、解体中の建物を使い、解体業者と一緒に大地震による倒壊家屋からの救助訓練を初めて実施した。
 消防士と解体業のツカサ工業(岩沼市)の従業員計約20人が参加。市内で震度5強以上の地震が発生したとの想定で、東洋ゴム工業第三青葉寮の解体工事現場で訓練した。
 消防士の指示を受け、ツカサ工業の従業員が崩れたコンクリート壁を重機で撤去し、下敷きとなった要救助者を運び出した。重機を使い、建物の中に閉じ込められた人を救出する訓練も行った。
 市は災害時に備え、ツカサ工業が加入する県解体工事業協同組合と協定を結んでおり、同社が解体中の現場での訓練を提案した。
 村上良幸消防署長は「実践的な救助訓練ができた。倒壊家屋からの救助活動は重機を保有する業者との協力が不可欠だが、連携も図れた」と述べた。


2017年07月16日日曜日


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