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<海開き>7年ぶり本格再開 8万人来場見込む

波を浴びて歓声を上げる子どもたち=15日午前10時ごろ、七ケ浜町の菖蒲田海水浴場

 東日本大震災で被災した宮城県七ケ浜町の菖蒲田海水浴場が15日、7年ぶりに本格再開し、待ちわびた多くの家族連れでにぎわった。期間は8月20日までで、大震災前を上回る8万人以上の来場者を見込む。

 浜には11の売店が並んだ。海の家を開いた岩本祐子さん(79)は半世紀近く前から菖蒲田海水浴場に店を構えた大ベテラン。「震災前からのお得意さんが戻ってきてくれるのを楽しみにしています」と話した。
 遊泳時間は午前9時〜午後4時。遊泳区域は幅230メートルとした。町は浜全体を見渡せるパトロールセンターを設け、潮の流れなどを監視。駐車場は約1000台分を確保した。
 海水浴場は東北最古の1888(明治21)年開設。昨夏は10日間限定で試験営業をした。高さ6.8メートルの防潮堤(延長1.7キロ)や復興道路(2キロ)、津波防災緑地が完成、本格再開に向けたインフラが整った。
 寺沢薫町長は「7年ぶりの本格再開で、これまでの復興・復旧の歩みを考えると感慨深い。憩い、交流、遊びの場として県内外から多くの海水浴客に来てもらいたい」と話した。


2017年07月16日日曜日


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