宮城のニュース

<高校野球宮城>仙台・佐藤隼18奪三振

仙台−名取北 5安打18奪三振と好投した仙台の先発佐藤隼

 ▽1回戦(仙台市民)
仙 台000001400=5
名取北000000000=0

 【評】仙台が完封勝ち。主戦佐藤隼は18奪三振と好投し、打撃でも六回に先制打を放った。打線は1−0の七回、小野寺の2点打などで4点を加えて援護した。名取北は打線が5安打に封じられた。

◎苦しみの末 138球の完投

 プロ注目の左腕が圧巻のスタートを切った。仙台の主戦佐藤隼が毎回の18奪三振で5安打完封。一回の3者連続三振を皮切りに、落差の違う2種のスライダーを駆使して名取北打線を手玉に取った。
 安定した好投に見えたが、本人は「苦しかったが勝てて良かった」とホッとした表情。6月下旬に股関節を痛めて走り込みが不足し、本来の調子ではなかったという。自ら先制打を放った直後の六回には両脚がつるアクシデントも襲った。
 苦境にもくじけなかった。交代を打診した石垣監督に「まだ1点差。投げ切りたい」と続投を志願。球威を抑えて制球重視の投球に切り替えると、余分な力が抜けてスライダーの切れが増し、最後までマウンドを守り抜いた。
 奪三振数を喜ぶ一方、138球を費やした投球には「球数が多過ぎた。次は極力抑えたい」と反省を忘れない。甲子園出場というゴールに向け、さらなる快投を目指す。(山本武志)


2017年07月16日日曜日


先頭に戻る