岩手のニュース

<九州北部豪雨>震災被災者ら商品売り上げ寄付

大槌の女性が刺しゅうしたマルチクロス

 東日本大震災で被災した岩手県大槌町で「大槌復興刺し子プロジェクト」を運営するNPO法人「テラ・ルネッサンス」(京都市)は、九州北部の豪雨被災地に、大槌の女性らが作った商品の売り上げを寄付する取り組みを始めた。
 プロジェクトは2011年6月、手仕事による被災者の生きがいを創出しようと、大槌町の女性たちに呼び掛けて始まった。東北の伝統的な刺しゅう「刺し子」を現代的なデザインにアレンジした商品を作っており、売り上げの一部が作り手の収入になっている。
 今回はマルチクロス(税込み1000円)の31日までの売り上げ全額を福岡県東峰(とうほう)村で活動する災害ボランティアに寄付する。
 東峰村は同法人創設者鬼丸昌也さんの出身地。鬼丸さんの実家も豪雨で全壊した。大槌の女性らから「震災の時は全国の人に助けてもらった。九州の人たちに自分たちができることはないか」と声が上がり、支援を決めたという。
 マルチクロスは「四つ葉のクローバー」「葉っぱの森」など4種類。購入はプロジェクトのホームページで。プロジェクトの吉田真衣マネジャーは「大槌からの励ましを九州に届けたい」と話している。


2017年07月16日日曜日


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