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<高校野球宮城>石巻工、投打で圧倒

マウンドに集まって声を掛け合う加美農・伊具連合のナイン

 ▽2回戦(コボパ宮城)
加美農・伊具 0000000=0
石巻工    1103101x=7
(七回コールドゲーム)

 【評】石巻工が投打で上回った。2点リードの四回、梅津の右前適時打などで3点を追加。七回にも1点を加えて勝負を決めた。加美農・伊具は四、六回に得点圏に走者を進めたが、あと一本が出なかった。

◎加美農・伊具連合初戦敗退/距離70キロ 心は一つ

 6点を追う六回1死、加美農の太田が打席へ。「何とか流れをつくりたかった」。渾身(こんしん)の一振りで左翼線を破って二塁打に。この日2本目の安打にベンチが沸いた。
 70キロの距離を越えて集まった加美農と伊具の12人。ユニホームは違っても、彼らは一つのチームになっていた。
 「ナイスボール」「気持ちを切り替えていこう」。失点を重ねてもナインは大きな声で励まし合った。2カ月前のチーム結成当初は、お互い話すのもぎこちなかったのに。
 「短い期間だったけど、連合だからこそ濃い時間を過ごし、仲間を信じる大切さが分かった」。主将を務めた伊具の大槻は振り返る。
 「一試合でも多くこのチームで野球がしたかった」。試合後、泣き崩れる大槻の肩を太田がたたいた。
 「やってきたことに誇りを持とう」
 そう慰める太田の頬もぬれていた。秋の地区大会はそれぞれ別の連合チームを組む見通しだという。(今愛理香)


2017年07月19日水曜日


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