山形のニュース

山岳情報登山者と共有 簡易無線運用開始

デジタル簡易無線を活用し、山岳情報の提供を呼び掛ける飯豊町観光協会のスタッフ

 山形県飯豊町観光協会(高橋真会長)が18日、業務用のデジタル簡易無線局で、無線機を持つ登山者と山岳情報を共有するユニークな運用を始めた。デジタル簡易無線局は規制緩和に伴い増加が見込まれており、将来的には置賜地方の観光情報発信のツールに発展させたい考えだ。
 山形、福島、新潟の3県にまたがる飯豊連峰には、四季を通して数多くの登山者が訪れている。
 観光協会は、これまでイベント会場での連絡用などに使っていたデジタル簡易無線を活用し、水場や倒木、崩落、雪渓といった登山道の様子やクマの目撃情報を無線機を持つ登山者とリアルタイムで共有。これから山に入る人たちの予備知識としても役立てたいという。
 18日は協会のスタッフが昼ごろ、簡易無線局から登山者に情報提供を呼び掛けた。反応は少なかったものの、担当者は「まだまだ知られていない試みなので、積極的に呼び掛けて共感者を増やしていきたい」と話していた。
 協会は将来、情報提供者のネットワークを構築し、山岳情報だけでなく、観光・宿泊案内や広域観光の情報発信も目指す。


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2017年07月19日水曜日


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