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<Eパーソン>電力契約 2万軒目標

平岡哲美(ひらおか・てつみ)商社勤務を経て、12年4月シナネン常勤顧問に就任。同6月常務CCO兼管理本部長、15年6月ミライフ副社長、17年6月から現職。63歳。福岡県出身。

 シナネンホールディングス(HD)グループで、東北6県で主にLPガスを販売するミライフ東日本(仙台市)が、東北の一般家庭向けに電力販売を始めて1年が過ぎた。電力小売り全面自由化を機に参入し、LPガスなどと組み合わせた料金プランを提案する。平岡哲美社長に現状と展望を聞いた。(聞き手は報道部・高橋鉄男)

◎ミライフ東日本 平岡哲美社長

 −電力の販売状況は。
 「昨年4月から市場調達した電力を販売し、今年5月末で約4000軒と契約した。LPガスや灯油、通信をセットにした料金プランを提案し、電気の単価は使用量に応じて東北電力より1〜5%安く設定している。2019年度末までに北海道と合わせて契約数2万軒を目指したい」

 −目標達成の道筋は。
 「契約先は6県に約4万5000軒あるLPガス顧客が中心だ。4年に一度の法定点検以外にも、年1回ずつ保守点検で訪問しており、顧客と顔を合わせる接点を生かしていく」

 −東北電管内の新電力への切り替え率は全契約数の約4%にとどまっている。
 「電力を自由に選べることが各家庭にまだまだ浸透していない。生活支援につながるサービスであることを地道に説明していく」

 −シナネンの地域別販売会社として15年4月に分社化して発足した。
 「東北は4支店と20店舗に社員約220人がおり、売上高は年間約160億円に上る。分社化によってより地域に根差し、スピード感を持って事業ができるようになったが、人口減少の影響で国内のLPガス消費量は年3%ずつ減っており、先行きは厳しい」
 「太陽光パネルや床暖房といった住宅設備の販売、リフォームなど生活関連のサービスを拡充し、総合エネルギーサービス企業を目指している。地域密着の業務を通じて『ミライフ』の認知度アップを図り、収益拡大に努めたい」


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2017年07月20日木曜日


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