宮城のニュース

南三陸SC再建 震災から6年、町内唯一

買い物客でにぎわう開店したウジエスーパー

 ウジエスーパー(宮城県登米市)を核とするアップルタウン南三陸ショッピングセンター(SC)が20日、東日本大震災で被災した南三陸町志津川の復興市街地にオープンした。大型スーパーは町内唯一で、住民は生活の利便性向上に期待を寄せた。
 ウジエスーパーは食品、生活用品など約1万3000点をそろえる。地産地消コーナーに町内の農産物や加工品を置くほか、総菜を多めに用意して高齢化に伴う個食に対応した。
 買い物に来た同町志津川の主婦佐藤わか子さん(73)は「車がないので震災後は近所の人と登米市まで買い物に行っていた。ウジエが戻ってきてくれてうれしい」と笑顔だった。
 震災前のウジエスーパーの店舗はJR気仙沼線旧志津川駅前にあり、津波で全壊。当時の従業員で新店舗にも勤める佐藤初枝さん(41)は「地域から再建への期待の声を何度も聞いた。昔のようににぎわう場所にしたい」と話した。
 SCは鉄骨平屋で店舗面積は5530平方メートル。ダイユーエイト(福島市)と薬王堂(岩手県矢巾町)も入る。ウジエスーパーの氏家良典社長は「6年以上不便な思いをさせた皆さんに喜ばれる店にする。野菜や魚に厳しい目を持つお客さまが多いので要望に応えていきたい」と話した。


関連ページ: 宮城 社会

2017年07月21日金曜日


先頭に戻る