宮城のニュース

<にゃんとワンポイント>猫の予防医療 年齢や飼育環境考慮

ノミ・マダニなどの駆虫に使用される薬。予防プログラムの実施時期や進め方には獣医師と相談が不可欠だ

 今回のテーマは、猫の予防医療についてです。ワクチン接種、猫のフィラリア症予防、ノミ・ダニ駆除、おなかの虫下し、避妊・去勢手術、定期的な健康診断が該当します。どのような予防プログラムにするかは、猫の入手経路や年齢、飼育環境、病気に対するリスク、飼い主さんの考え方などから個別に決めていく必要があります。ここでは、子猫の一般的な予防プログラムに限り、説明したいと思います。
 【ワクチン接種】生後60日齢以降で1カ月おきに2、3回の混合ワクチンを接種します。60日齢くらいまでは、母猫からの移行抗体が働いており、ワクチンを接種しても十分な免疫ができない可能性があります。また、数回接種することで、効果を高められます。これを「ブースター効果」といいます。混合ワクチンにはいくつかの種類があり、ベースとなる3種混合ワクチン、白血病を加えた4種、さらにクラミジアを加えた5種混合ワクチン、エイズワクチンなどがあります。
 【駆虫プログラム】心臓内に寄生するフィラリア予防と、ノミ・ダニ駆除、消化管内寄生虫の駆除をまとめて対処できる滴下型の薬があります。薬の種類により異なりますが、生後6〜8週齢で使うことが可能です。
 【避妊・去勢手術】おおよそ永久歯に生え替わる生後6カ月齢で手術を実施することが大半です。
 【健康診断】新しく猫を迎えるときや、ワクチン接種時に診断を受けましょう。どのような予防プログラムが必要か、獣医師の先生とよく相談し、納得した上で決めてください。
(伊達の街どうぶつ病院院長 伊東則道)


2017年07月21日金曜日


先頭に戻る