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<河北新報120周年>新たな地平切り開く

多賀城高吹奏楽部の演奏が会場に花を添えた=21日午後6時10分ごろ、仙台市青葉区のホテルメトロポリタン仙台

 河北新報社は21日、創刊120周年を記念した「感謝のつどい」を、仙台市青葉区のホテルメトロポリタン仙台で開いた。東北の政財界や学界などから約500人を招待し、これまでの謝意と今後も地域をつないでいく決意を伝えた。

 河北新報社の一力雅彦社長は、1897(明治30)年の創刊当時からの歩みを振り返りながら「今後とも地域の皆さまから信頼され、頼りになる新聞社を目指し、新たな地平を切り開いていきたい。それが東北振興を社是に掲げて生まれた河北新報の使命だ」とあいさつした。
 東北経済連合会の海輪誠会長と東北大の里見進総長が祝辞。海輪氏は「東日本大震災で一日も途絶えずに発行された新聞に多くの人々が勇気づけられた。東北の発展に貢献するという公共的な使命感に今後も期待している」と話した。
 里見氏は「震災翌朝に届いた新聞で社会システムが壊れていないと安堵(あんど)した。河北新報の投げ掛ける新しい視点を取り入れながら、われわれも復興に力を尽くしたい」と語った。
 乾杯の発声をした楽天野球団の星野仙一副会長は「優勝して河北新報社の本社前をパレードしたい」と宣言し、会場を盛り上げた。
 大震災を河北新報社が総力を挙げて乗り越え、新聞発行を続けた軌跡を紹介した映像を上映。多賀城高吹奏楽部と、宮城県美里町を拠点に活動する邦楽ユニット「閃雷(せんらい)」の演奏もそれぞれ披露された。


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2017年07月22日土曜日


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