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<ジャンプアップ相談室>ターンの時間を短縮するには

イラスト・東海林伸吾

【Q】僕は水泳をやっていて、将来は世界で活躍できるトップスイマーになることが夢です。その夢に向かって努力をしていますが、練習や試合で「ターンが遅い」と感じたり言われたりすることが多いです。コーチとも相談していますが、なかなか良くなりません。足を速く壁に持って行くには、どこを意識してどのようなトレーニングをすれば良いですか。(仙台市 水夢 13歳 中学2年)

◎着壁前の回転を工夫

【A】ターンは、大きく分けて2種類あります。一つは、自由形や背泳ぎに用いられるフリップターン(クイックターン)で、もう一つは、バタフライや平泳ぎに用いられるオープンターンです。
 少し専門的な話になりますが、ターン動作を分析する際、「ターン・イン」、「ターニング」、「ターン・アウト」の3つの局面に分けることができます。足を速やかに着壁するには、ターン・イン時の壁へのアプローチを工夫する必要があります。
 最近の研究では、フリップターンは横長の弧を描くように回転を始め、後半は弧を小さくするとターン技術が向上するとされています。オープンターンは、壁に手を着く直前に頭を水面近くに低く保ち、腰を水面近くに浮き上がらせて、できる限り横回転を意識して素早く回れば、ターニングの時間が短縮することが分かってきました。
 これらの研究結果は、比較的短期間の練習で比較と検討されて明らかになってきているものですので、これから十分に練習を積めば、パフォーマンス向上の可能性は大いにあると思います。ぜひ、試してみてください。(仙台大水泳部監督・渡辺泰典)


2017年07月22日土曜日


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