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<高校野球宮城>仙台西13安打圧勝

古川黎明−仙台西 1回表、0−3とされ、マウンドに集まる古川黎明ナイン

 ▽3回戦(石巻市民)

仙台西 301101001=7
古川黎明000000010=1

 【評】仙台西が13安打7得点と圧勝した。一回、敵失と佐藤優のランニング2点本塁打で3点を先取。三回は岩木の左前打で4点目を挙げた。佐藤優は1失点完投。古川黎明は0−6の八回に佐々木泰の適時打で1点を返したが、及ばなかった。

◎16人の古川黎明敗れる 3年生5人後輩に感謝

 過去最高の4回戦進出を目指した古川黎明は仙台西に敗れ、16人の夏が終わった。青山監督は「少ないながらも、よくまとまってくれた」と最上級生の5人をねぎらった。
 劣勢の八回、打線がつながった。1死二塁で打席に立った佐々木泰(1年)は「先輩たちを勝たせたい」という思いをバットに乗せ、変化球を中前にはじき返してチームに1点をもたらした。この回は3本、九回は2本の安打を放ち、最後まで食い下がった。
 試合後、玉川主将は後輩への感謝の言葉を並べた。昨秋は現在の2年生が英語部の生徒を勧誘して部員不足を補い、県大会の地区予選に出場。今春は1年生が新たに加わって今大会の出場にめどが立ち「安心した」。下級生の存在抜きには語れない3年間だった。
 3年生は仲間たちの和を保とうと心を砕いた。率先して用具の片付けに汗を流し、雰囲気づくりに気を配った玉川主将。練習の厳しさは別として「つらいと思って野球をしてほしくない」。その思いはしっかり11人の後輩に受け継がれた。
 佐々木泰は「(秋からの)新チームが勝つことで、先輩に感謝の気持ちを伝えたい」と今後の成長を誓った。(剣持雄治)


2017年07月23日日曜日


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