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豊年願い稚児田楽 いわき・熊野神社

露払いの2人が短いほこ竹を持ち、6人が「ざらっこ」を鳴らした

 福島県いわき市錦町の御宝殿熊野神社で16、17の両日、例祭があり、国指定の重要無形民俗文化財の稚児田楽と風流(ふりゅう)が奉納された。
 豊年を願う稚児田楽は、地元の男子小学生ら8人が浴衣に白い羽織を着て古式ゆかしい舞を披露。6人が古典楽器「ざらっこ」を「ザラッ、ザラッ」と鳴らし、露払い役を務めた2人と共に笛、太鼓のはやしに合わせて舞った。
 豊年感謝の風流は、住民がやぐら上で鷺(さぎ)、龍、鹿、獅子の舞を演じた。田楽、風流は平安時代に始まり、鎌倉時代に流行した。子どもの田楽は珍しいという。
 豊作か大漁かを占う竹2本を先を争って立てる「鉾(ほこ)立の神事」など古い形を残す儀式も繰り広げられた。
 田楽を披露して5年目の錦小6年渋井祷太君(11)は「楽しんでもらえるよう頑張った。暑かったけれど、乗り越えてやるから、みんなが喜んでくれる」と話した。


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2017年07月23日日曜日


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