宮城のニュース

<仙台市>道路標識4割不具合 5ヵ年で修理へ

右下の一部が折れ曲がった道路案内標識=仙台市太白区茂庭(市提供)

 仙台市が管理する道路案内標識と道路情報板の約4割に腐食や損傷などの不具合が生じていることが24日、分かった。市は本年度から5カ年計画で修理や補強に着手し、その後も「予防保全型」の維持管理に務め、案内標識と情報板の長寿命化を目指す。
 市は直轄国道を除く市内の公道約3700キロを管理している。2014〜15年度に案内標識全773基と情報板全28基を調査した結果、計296基(37.0%)に不具合が判明した。
 支柱に穴が見つかった宮城野区蒲生の案内標識1基は、今年6月に緊急措置として補修した。運用上、支障が生じる危険性がある案内標識22基については、今後5年間で炭素繊維シートを柱に巻くなどして強化や腐食防止を図る。
 残る予防保全段階の273基も損傷程度などを考慮し、優先順位を付けて補修などに着手する。
 市は今後、案内標識と情報板を5年に1回、定期点検する方針。運用に支障が生じる前に保全し、使用期間を延ばす「予防保全型」で今後30年間、維持管理した場合のコストは約8億円と見込まれ、不具合が生じた後に対応する「対症療法型」の約17億円に比べ、半額程度に抑えられるという。
 市道路保全課の宍戸亨課長は「人間に例えると、人間ドックで病気を早期発見して治療するようなもの。医療費が抑制できるのと同様、経費を節減できる」と説明する。


関連ページ: 宮城 社会

2017年07月24日月曜日


先頭に戻る