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<高校野球宮城>小牛田農林コールド

宮城工−小牛田農林 5回裏小牛田農林1死満塁、鷹觜が右前に2点打を放ち5−2と突き放す

 ▽3回戦
宮城工  11000010 =3
小牛田農林10113022x=10
(八回コールドゲーム)

 【評】小牛田農林が八回コールド勝ち。2−2の四回に内野ゴロで1点勝ち越し、五回は鷹觜の2点二塁打とスクイズで3点を追加した。加藤は制球良く3失点。宮城工は投手陣が13四死球と乱れた。

<「先制で余裕」菅井主将悔やむ>
 宮城工の菅井主将は先制しながら八回コールド負けした試合を振り返り、「先制して気持ちに余裕ができてしまった。悔しい」と唇をかんだ。
 一回に菅井の右中間三塁打をきっかけに及川の適時打で先制し、1−1の二回も狩野の適時三塁打で勝ち越すなど、序盤は宮城工ペースだった。しかし、四回にリードを許した後は「(相手投手の)加藤君の直球がコースに決まるようになり、連打が難しかった」(冨樫監督)。
 今季は打撃と精神面で強いチームを目指して「打ち克つ」をテーマとした。昨年と同じ1勝は果たせたが、菅井主将は「後輩には、自分らが越えられなかった壁を越えてほしい」と思いを託した。

◎昨夏の経験糧 打線成長

 「力投していた加藤を助けたかった」。小牛田農林・鷹觜(たかのはし)の一振りには強い思いがこもっていた。3−2の五回1死満塁、ファウルで粘った7球目の変化球をしぶとく右前に運ぶ。2人が生還してリードを広げた。
 小牛田農林は今大会、初戦の2回戦から2戦連続で2桁安打2桁得点。打線が好調だ。
 苦い思い出がチームを打線強化に駆り立てた。昨夏の2回戦、名取相手に延長十五回でも決着がつかず、引き分け再試合に。勝利したものの、2年生だった加藤は2日で311球を投げている。
 「今年は打線が頑張って楽に投げてもらいたい」(鷹觜)。冬場は強豪の相撲部と一緒に四股を踏んで下半身強化を図った。一発勝負の相撲部員の姿勢から学ぶことも多かったとナインは振り返る。
 目標としてきた8強入りを懸け、次戦は仙台育英に挑む。鷹觜は「強豪相手でも怖さはない。全力でぶつかっていくだけ」。気合は十分だ。(今愛理香)


2017年07月24日月曜日


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