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元バンドマン開発「わかめソルト」熱く売り込め

真崎わかめのうま味を濃縮したわかめソルト
磯部 俊行さん

 三陸の食材をアピールしようと、岩手県宮古市田老地区の特産「真崎わかめ」を原料にした自然塩「わかめソルト」の販売が始まった。商品を開発したのは、東日本大震災で被災した田老地区の復興支援に携わる神奈川県在住の会社役員磯部俊行さん(40)。「田老の人々と一緒に名産品に育てたい」と意気込む。
 原料は、田老町漁協が生産する塩蔵ワカメのみを使用。盛岡市の障害者就労支援施設に製造を依頼した。添加物や着色料を一切使わず、遠赤外線で低温乾燥して粉末にする。ワカメのうま味と程よい塩加減で、おにぎりや豆腐、パスタによく合うという。
 磯部さんは東京を拠点にバンド活動をしていた2010年9月、音楽を担当した映画のプロモーションで宮古市を訪問。東日本大震災後しばらくはライブ活動で募った義援金を送るなどの支援活動を繰り広げてきた。
 今年1月に岩手県内の特産品を販売する会社「茶碗(ちゃわん)とお椀(わん)」(神奈川県茅ケ崎市)を設立。規格外で廃棄処分されるワカメがあると知り、商品化に乗り出した。
 磯部さんは「海も山も田老の全てが好きで取り組んできた。今後は神奈川と宮古の交流など活動の輪を広げたい」と話す。
 インターネット販売のほか、宮古市内の旅館などでも購入できる。定価は45グラム入り500円(税抜き)。


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2017年07月24日月曜日


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