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<秋田豪雨>雄物川氾濫、各地で被害

 秋田県内は23日、上空に停滞した前線に暖かく湿った空気が流れ込んだため、22日に続いて広い範囲で記録的な大雨となった。22日の降り始めからの雨量が平年の7月1カ月の1.5倍を超えた地点もあり、水害や土砂崩れが相次いだ。県によると、人的被害は確認されていない。
 秋田地方気象台によると、22日午前2時の降り始めから23日午後4時までの総雨量は秋田市雄和の秋田空港で348.5ミリ、横手市で314.5ミリなど。県内37地点の24時間雨量は横手市、仙北市田沢湖田沢など12地点で観測史上最大を記録した。
 雄物川が大仙市の3カ所で氾濫するなど、各地で浸水被害があった。県総合防災課によると、午後4時現在、仙北市と横手市で住宅1棟が半壊、横手市で1棟が一部損壊。県内各地で35棟が床上浸水、284棟が床下浸水した。
 由利本荘、大仙、仙北各市と美郷町は計9731世帯、2万5756人に避難指示、秋田市など7市3町は3万8987世帯、9万6291人に避難勧告を発令した。
 土砂崩れや倒木も続発し、仙北市田沢湖玉川で国道341号が寸断され、玉川温泉、新玉川温泉の宿泊客と従業員計378人が一時孤立。秋田、大仙、横手の3市で少なくとも235世帯、522人が孤立した。
 JR東日本秋田支社によると、秋田新幹線盛岡−秋田間、奥羽線や羽越線の一部区間が終日運休するなどした。宮城交通によると、仙台−秋田間の高速バスも終日運休した。
 大仙市内で線路を支える土砂の流出が起きた秋田新幹線大曲(大仙市)−秋田間は、24日以降も区間運休する。同区間は代行バスで結び、盛岡−大曲間は本数を減らして運行する。


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2017年07月24日月曜日


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