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<仙台市長選>与党落胆隠せず 野党意気盛ん

当選確実の一報に沸く郡和子さんの支持者=2017年7月23日午後10時15分ごろ、仙台市青葉区の選挙事務所

 23日投開票の仙台市長選の結果を受け、当選した元衆院議員郡和子氏(60)を推した県内の野党関係者は共闘効果を強調し、与党との対決色を鮮明にした。落選した会社社長菅原裕典氏(57)を支援した与党関係者は、東京都議選に続いて吹き荒れた逆風に落胆を隠せず、今後の市政や選挙への影響に不安を示した。
 民進党県連の安住淳代表は昨夏の参院選に続く野党統一候補の勝利に、「(野党)共闘を続けていくべきだと確信している。市長選の勝利は中央政局の転換点にもなり得る」と成果を強調した。
 共産党県委員会の中島康博委員長は「次期衆院選、知事選に向けて弾みがつく」と歓迎。社民党県連の岸田清実代表は「仙台市政が県政の下請けになることを市民が許さなかった」と力を込めた。
 自民党県連の石川光次郎幹事長は、学校法人「加計(かけ)学園」問題や南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報隠蔽(いんぺい)問題などの影響を踏まえ、「自民への反発があった」と指摘。今後の選挙への影響は「市長選を総括しないと分からない」と言葉少なだった。
 公明党県本部の庄子賢一代表は、少数与党が予想される市議会の運営について「新市長が議会と対立、混乱し、市民生活に影響が出ないようにしてほしい」と要望。日本のこころの中野正志幹事長は「企業への優遇措置に反対する共産が支援する市長では、企業が来なくなる」と経済施策への影響を懸念した。


2017年07月24日月曜日


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