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<郡和子氏>いじめ自死 真相究明急ぐ

 仙台市長選で初当選した元衆院議員郡和子氏(60)は24日、河北新報社のインタビューに答え、周辺自治体との関係性を重視し、東北唯一の政令市として積極的にリーダーシップを発揮していく考えを示した。一問一答は次の通り。
 −東北で仙台市はどう役割を発揮するのか。
 「宮城県内外の首長が何を求めているのか、意見交換したい。交流人口を増やし、観光資源を有効活用してほしいという自治体もあるかもしれない。東日本大震災からの復興途上の自治体は人材の応援を望む可能性もある」
 −復興への取り組みは。
 「仮設住宅から災害公営住宅などに移って生活再建はしたが、十分な復興とは言えない。単身の高齢者が多く、将来に不安を持っている。室内に閉じこもっている被災者のフォローやコミュニティーづくりの支援、子どものPTSD(心的外傷後ストレス障害)の問題などの対策を進めたい」
 −教育改革を公約に掲げた。
 「喫緊の課題は仙台市内で相次ぐ中学生のいじめ自死の問題だ。調査の透明化を図り、真相究明を急ぎたい」
 −音楽ホール整備の賛否は。
 「文化都市として求められているのは理解するが、整備には多大な予算を必要とする。コストを圧縮できるのかを含めて検討しなければならない」
 −村井嘉浩宮城県知事は対立候補を支援した。県との関係に影響は。
 「県と連携しなければならない面が多々あるが、政令市として独自にやれる部分は多い。言うべきことは言っていく」
 −副市長や教育長の交代はあるのか。
 「まだ具体的に考えていない。内部登用は行政運営を円滑にするが、外部から来たからこそ改革できる部分もある。今後、見極める」

[こおり・かずこ]東北学院大経済学部卒。東北放送アナウンサーを経て、05年衆院選宮城1区に旧民主党公認で立候補し、比例東北での復活で初当選。旧民主政権で12年2〜12月に復興政務官を務めた。仙台市出身。60歳。


2017年07月25日火曜日


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