宮城のニュース

<放火母子死亡>放火罪で夫を起訴へ 

 宮城県登米市迫町佐沼の民家で母子3人の焼死体が見つかり、現住建造物等放火容疑で住人の会社員島谷嘉昭容疑者(40)が逮捕された事件で、仙台地検が現住建造物等放火罪で25日に島谷容疑者を起訴する方針を固めたことが24日、捜査関係者への取材で分かった。殺意を裏付ける証拠が乏しく、殺人容疑での立件は困難と判断し、放火罪のみでの起訴となる見通し。
 島谷容疑者は4日未明、自宅2階の寝室の布団にライターで火を付けた疑いで県警に逮捕された。焼け跡から妻美由さん(31)、長女真央ちゃん(3)、次男叶佑(きょうすけ)ちゃん(1)の焼死体が見つかった。
 捜査関係者によると、島谷容疑者は逮捕直後の取り調べに「家族が死んでもよいと思った」と殺意をほのめかす供述をしていた。県警は殺人容疑での立件も視野に「3人が死んでも構わない」という未必の故意があったとみて裏付け捜査を進めてきた。
 別の捜査関係者によると、取り調べで島谷容疑者から殺人の動機につながる具体的な供述を得られなかった。火を付けたのは3人が寝ていた2階北側の寝室ではなく自室の布団の可能性が高く、現場から油性反応は確認されなかったという。


関連ページ: 宮城 社会

2017年07月25日火曜日


先頭に戻る