宮城のニュース

<高校野球宮城>仙台二中盤猛攻

 ▽3回戦(仙台市民)

泉松陵1000000=1
仙台二000540×=9
(七回コールドゲーム)

 【評】仙台二が中盤に畳み掛けた。0−1の四回、1死二、三塁から小川の2点打、鈴木杜の適時二塁打などで計5点を奪って逆転に成功。五回にも4点を加えた。泉松陵は一回に先制した以降は打線が沈黙した。

<1年の鈴木杜、積極性実り4打点>
 仙台二の1年、鈴木杜が公式戦初出場、初先発で2安打4打点の活躍。一塁手の佐藤慶が23日の練習中にあごを粉砕骨折し、急きょ回ってきた出番で結果を出した。「昨日は緊張で全く眠れなかった。チームに貢献できて良かった」とほっとした表情を見せた。
 2安打とも適時二塁打。四回に続く五回は2死満塁の好機で左中間を破り、走者一掃の一打となった。「初球を狙っていたら真ん中に直球が来た」と迷わず振り抜いた積極性が実った。
 高校では未経験だった一塁の守備もミスなくこなした。「周囲の先輩に助けられながら何とかできた。次も試合に出られたら活躍したい」と笑顔で話した。

<泉松陵、中断で流れ失う>
 三回まで1−0とリードした泉松陵は、雨で試合の主導権を失った。26分間の中断後に再開した四回に先発桜井がつかまって5失点。「粘り切れなかった自分の責任」と自らを責めた。
 水を含んだマウンドに「脚の踏ん張りが効かなかった」と制球が乱れた。先頭を歩かせ、自らの野選で傷口を広げる。1死二、三塁とピンチを招き、小川に中前に逆転の2点打を浴びた。五回にも4点を失って降板した。
 四回の再開直前、仙台二のベンチが「よし、行くぞ」と沸き立つ様子が気になった。「『逆転しよう』という雰囲気が伝わった」と完全に飲み込まれた。
 悪天候に苦しめられての完敗。それでも、バッテリーを組む槙らに「逆転してやるから」と励まされ、最後の夏に力を振り絞った。「笑顔を絶やさずプレーできた」と仲間に感謝した。


2017年07月25日火曜日


先頭に戻る