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<東京五輪>啓翁桜で盛り上げる

東京五輪・パラリンピック組織委の理事会会場に発送するため、啓翁桜を梱包(こんぽう)する実行委メンバーら=23日、村山市

 東京五輪を特産の桜で盛り上げたい−。山形県村山市の住民有志らが24日、東京都内で開かれた2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の理事会会場に、雪室で開花時期を調整して咲きそろわせた啓翁桜を飾り付けた。
 啓翁桜を飾ったのは、今年2月に設立された「東京五輪で村山市産啓翁桜を咲かそう実行委員会」。同市土生田の雪室を管理するNPO法人「袖崎雪室研究会」のメンバーや生産者、農協職員ら14人でつくる。
 山形県の啓翁桜は厳冬期の花として人気が高い。通常は温室で促成栽培して12月ごろから出荷する。
 今回は東京五輪が開幕する7月に開花時期を合わせるため、2月に桜の枝を塩化ビニールパイプに入れ、約500トンの雪を集めた雪室に保管。今月10〜14日に桜を取り出し、蛍光灯とブラックライトを照射しながら慎重に生育を管理してきた。
 開会式の3年前に当たる24日の理事会会場への飾り付けは本格的なアピールの第1弾。実行委は五輪の開会式会場に啓翁桜を飾り、選手と観客を迎える光景を思い描いている。
 雪室研究会の理事長で実行委員長の安達茂さん(66)は「世界の人々に村山の啓翁桜を見てもらえるよう引き続き頑張りたい」と話した。


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2017年07月25日火曜日


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