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<汚染廃>土壌還元処理 実験場で牧草刈り取り

実験場に生えた草の最初の刈り取り作業

 東京電力福島第1原発事故に伴う放射性物質で汚染された国の基準(1キログラム当たり8000ベクレル)以下の廃棄物処理に関し、土壌還元が可能な400ベクレル以下の牧草と堆肥を土に戻す実証実験を進める登米市は25日、市内の実験場に生えてきた牧草の最初の刈り取りを実施した。
 市は5月、市内の市有地に汚染牧草・堆肥をすき込んだ実験区画と、牧草・堆肥を入れない対照区画を設け、それぞれ牧草の種をまいた。長さ1メートル程度に伸びてこの日刈り取った両区画の牧草と土壌の放射性セシウム濃度、空間放射線量を測定し、市のホームページで8月中旬ごろに公表する。刈り取りは9月下旬、10月下旬にも行う。
 市は今後、安全性が確認されれば、市内に保管される400ベクレル以下の牧草・堆肥計3552トンの土壌還元処理を進める。400ベクレル以下のほだ木を林地還元する実証実験も進めている。
 市は8000ベクレル以下の廃棄物処理に関し、焼却しない方針で、400ベクレル超で8000ベクレル以下の廃棄物も焼却以外の方法での処理を検討している。


2017年07月26日水曜日


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