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読んで「政宗博士」に 市博物館子ども向け冊子

伊達政宗生誕450年を記念して発行された冊子

 仙台市博物館(青葉区)は仙台藩祖伊達政宗の生誕450年を記念し、子どもたちに政宗をより知ってもらうための冊子「よくわかる!伊達政宗」を発行した。夏休み前に市内の全小学校の5、6年生計約1万7000人と全市立図書館などに配布した。
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 冊子はA4判横書きでカラー18ページ。2万冊を作製した。政宗の生涯や仙台を発展させた功績を写真や図などをふんだんに使い、分かりやすく解説している。
 政宗と豊臣秀吉、徳川家康との関係や、もともと青葉山(青葉区)にあったとされる千代(せんだい)城の字面を、政宗が「仙人が住む台(建物)」のような場所になることを願って「仙台」に改めたことなど、興味深い逸話も盛り込まれている。
 武将としての政宗だけでなく、和歌や連歌、能、茶の湯など政宗の多彩な趣味も紹介。政宗が作った茶しゃくや、政宗が和歌や漢詩を書き入れた図屏風(びょうぶ)などの写真を掲載した。さまざまな側面を取り上げることで、子どもたちが政宗の人物像をより思い描きやすいよう工夫した。
 博物館の担当者は「子ども向けだが、大人でも十分楽しめる内容だ。冊子を通して地域への関心を高めるとともに、歴史や博物館にも興味を持ってもらいたい」と話している。
 冊子は、博物館のミュージアムショップで1冊400円(税込み)で購入できる。連絡先は博物館022(225)3074。


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2017年07月26日水曜日


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