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隅に置けないイカした石 弘前城の「隅石」

取り外された南東側のいかすみ石

 弘前城本丸(弘前市)の天守台の四隅に積まれている通称「隅石(すみいし)」の最上段に、イカの形をした巨大な石が置かれていることが弘前市の調査で分かった。市が19日、報道陣に公開した。
 位置と形状から「いかすみ石」の愛称が付けられた隅石は、石垣の改修作業中の4月上旬に確認された。5月23日に南東側にあった石を取り外したところ、長さ約2.7メートル、幅約1メートル、厚さ約0.6メートルで、重さは約3.1トンあることが判明。役割や造られた時代を調べている。
 石垣や城郭の専門家らで組織する弘前城跡本丸石垣修理委員会は6月29日の会合で「全国でも例がなく珍しい」との見解を示した。市公園緑地課弘前城整備活用推進室の神雅昭室長は「現在の天守が再建された1811年以降から約100年前の石垣改修の間に設置された可能性がある」と話す。
 いかすみ石は8月11日から弘前城本丸で一般公開される。2021年度まで展示する予定。


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2017年07月26日水曜日


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