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<新ごみ焼却場問題>覚書軽視に住民反発

覚書の取り扱いに住民から批判が噴出した説明会=24日夜、盛岡市松園地区公民館

 盛岡広域圏8市町で構成する「岩手県央ブロックごみ・し尿処理広域化推進協議会」は24日夜、新たなごみ焼却施設の整備候補地に挙がっている「盛岡市クリーンセンター」(盛岡市上田小鳥沢)の周辺住民に対する説明会を開いた。
 説明会には住民約40人が参加。協議会事務局の盛岡市が、盛岡、滝沢、八幡平の3市と雫石、矢巾、紫波、岩手、葛巻の5町にある既存6施設を集約し、処理経費や有害物質排出量を削減する計画を説明した。
 盛岡市はセンター周辺の町内会と1997年、センターの機能を更新する際は(1)基本計画の策定段階から住民に諮る(2)ごみ処理施設は分散立地を原則とする−ことなど5項目からなる覚書を交わしている。
 住民からは「計画を立ててから住民の理解を得るという手順はおかしい」「覚書を守る意思が感じられない」といった批判が相次いだ。
 盛岡市の菅原英彦環境部長は取材に「覚書に照らすと、もっと早い段階で住民と協議すべきだった。覚書を今後どう扱うかについて、まずは各町内会長と協議したい」と話した。
 協議会はクリーンセンターなど盛岡市内4カ所を整備候補地に選定し、住民説明会を開催。本年度中に候補を絞り込む。


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2017年07月26日水曜日


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