広域のニュース

<南東北インターハイ>東北が準優勝 ソフトテニス

ソフトテニス男子団体決勝 接戦で羽黒(山形)に敗れ、悔しそうな表情を見せる東北(宮城)の選手ら

 全国高校総合体育大会(インターハイ)は25日、会津若松市の会津総合運動公園テニスコートでソフトテニスの男子団体が行われ、決勝は羽黒(山形)が東北(宮城)に2−1で勝ち、初優勝した。学法石川(福島)は初の8強入りを果たした。
 南東北3県(山形、宮城、福島)を中心に開催される大会は、28日に天童市の山形県総合運動公園総合体育館で総合開会式が行われる。

◎男子団体 粘りに屈し連覇逃す

 手中にしかけた2年連続の栄冠を逃した。ソフトテニス男子団体決勝で東北は羽黒に逆転負け。「優勝したかった」。選手たちの目から悔し涙がこぼれた。
 決勝は第1試合の水木、福田組が勝ち、続く北野、鈴木組が最終ゲームでマッチポイント。2連覇の歓喜までわずかのところで、逆に相手の粘りに屈した。これで試合の流れを手放し、最終試合の林、新沼組が3−2のマッチポイントから巻き返された。
 林主将は「精神面で負けた。劣勢をロブでしのぐ弱い面が出て、逆に強打でやられた」と肩を落とす。東北の強豪同士、練習試合でお互いを知り尽くしている。6月の東北高校選手権決勝では0−2で敗れた。わずかな隙をライバルは見逃さなかった。
 表彰式後、北野は目元をぬぐいながら早々に会場を立ち去った。鈴木はパートナーの思いを胸に「今回の負けを来年に生かし、必ずリベンジする」と誓う。小沢監督は「結果が全て。全力を出し切った良い試合だった」と決勝を振り返った。東北から全国の頂点を争うライバルストーリーが始まった。(岩崎泰之)

◎羽黒(山形)悲願の初V 攻めの姿勢逆転呼ぶ

 羽黒が悲願の初優勝を果たした。最終試合で根本、斎藤龍組がマッチポイントで相手のレシーブがラインを外れたのを見届けると、コート上に駆け寄った仲間と歓喜の輪をつくった。
 驚異的な粘りで全国の強豪に競り勝った。準々決勝は優勝候補の高田商(奈良)を激戦の末に破り、決勝は昨年優勝の東北に逆転勝ち。第1試合を落としたが、続く金子、佐藤組がマッチポイントまで追い詰められてから取り返し、根本、斎藤龍組も最終ゲームまでもつれた接戦を制した。
 2015年は3回戦敗退で、昨年は山形県大会で敗れて出場すらできなかった。練習でミスを恐れずにラケットを振り切る意識を徹底し、強敵相手にも攻め抜く姿勢を培った。白幡監督は「インターハイで勝ちたいという気持ちの強さに尽きる」とたたえる。
 山形県勢の優勝は全種目で初めて。優勝メンバーのうち来年も4人が残り、持ち前の粘りで連覇を目指す。3年の村田主将は「来年も頂点に立ってほしい」と託した。(岩崎泰之)

◎学法石川、初の8強

 学法石川(福島)が同校初のベスト8入りを達成。準々決勝で上宮(大阪)に2−0で敗れたが、目標だった高みに上った選手たちは「夢のよう」と笑顔を見せた。
 第1試合に出場した新沼・斎藤組は個人準優勝のペアにストレート負けを喫したが、第3、4ゲームで接戦に持ち込む粘りを見せた。「自分たちの力は出せた」(新沼)と胸を張る。
 スタンドには2回戦で敗れた同じ福島代表の田村の選手たちも応援に駆け付けた。西村主将は「心強かった」と地元開催の大会を振り返った。


2017年07月26日水曜日


先頭に戻る