宮城のニュース

<蔵王>噴火時の避難路確認

サイレンを聞き、避難訓練を始める登山客役の参加者

 宮城、山形両県にまたがる蔵王山(蔵王連峰)の火山防災協議会は26日、想定火口域(馬の背カルデラ)内のお釜付近にある「馬の背登山道」(約3キロ)で、突然の噴火に備えた避難訓練を実施した。
 噴火速報が発表されたとの想定で、両県や周辺2市2町、仙台管区気象台、山形地方気象台の職員ら約30人が参加。蔵王レストハウスの職員が午前8時半、サイレンや放送で登山客に避難を呼び掛けた。
 大きな噴石による被害を避けるため、登山客役の19人が七つの出発地点から、お釜の約1キロ先の避難施設5カ所にそれぞれ到着するまでの時間を計った。
 10分以内での避難を目指し、6分台〜9分台で全員が完了。誘導看板や、昨年6月にできた緊急避難路(約2.5キロ)も確認した。
 訓練後、宮城県の松平幸雄危機対策企画専門監は「蔵王山が突然活発化しても一定程度の安全を確保できることが分かった。活火山であることを理解してもらい、火山活動に関する情報の入手や、服装と装備で安全対策を取り、観光を楽しんでほしい」と述べた。


関連ページ: 宮城 社会

2017年07月27日木曜日


先頭に戻る