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チリ陸軍トップが南三陸視察

志津川の市街地が見渡せる高台で被災状況を確認するオビエド氏(左)

 チリ陸軍総司令官のオビエド・アリアガータ氏が26日、東日本大震災の教訓を得ようと、甚大な被害が出た宮城県南三陸町を訪れた。津波が多発する同国と日本との相互協力の必要性も呼び掛けた。
 オビエド氏は陸上自衛隊のヘリで上空から三陸沿岸を視察。南三陸町役場で佐藤仁町長と懇談し、写真で被災の様子を確認した後、復興工事が進む同町志津川地区の市街地を見学した。
 町は1960年のチリ地震津波で被害を受け、被災30年を記念してチリ・イースター島のモアイ像の複製を海岸公園に設置。震災の津波で公園が被災し、チリ政府が2013年、新しいモアイ像を町に寄贈した。
 オビエド氏はモアイ像の立地場所にも足を運び、「モアイがイースター島を守っているように、われわれが日本を守る。自然災害が多い両国同士、助け合っていきたい」と述べた。
 オビエド氏は陸自の招待による防衛交流の一環で22日に来日し、25日は東京で岡部俊哉陸上幕僚長と面会した。


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2017年07月27日木曜日


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