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関西の視察ツアー南三陸訪問

旧戸倉中で町職員(右)から被災状況を聞く旅行会社の社員ら

 宮城、岩手、山形3県の10市町でつくる「伊達な広域観光推進協議会」は26日、東日本大震災の被災地に教育旅行を誘致しようと関西の大手旅行会社3社を招いた視察ツアーを南三陸町で実施した。
 協議会と協力してANAセールス関西支社(大阪市)が視察ツアーを企画。いずれも大阪市の近畿日本ツーリスト、JTB西日本、日本旅行から計3人が参加した。一行は被災した防災対策庁舎や旧戸倉中を訪れ、防災学習の場としての可能性を探った。
 日本旅行プランニングセンターの山田昌弘さん(48)は「阪神大震災を経験した関西は防災教育に熱心だ。東日本大震災との被災の比較ができるのではないか。ホテルの耐震状況も分かり、学校に自信を持って勧められる」と話した。
 視察ツアーは25〜27日の日程で、大崎市の鳴子こけし絵付けや岩手県平泉町の中尊寺参拝を体験。奥州市の民泊先にも足を運んだ。
 宮城県の観光統計によると、2015年に県内を訪れた学校のうち、近畿地方は50校で全体の2%。協議会は阪神大震災から20年がたち、防災学習の教材が減りつつある関西に狙いを定め、教育旅行の誘致に力を入れている。


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2017年07月27日木曜日


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