宮城のニュース

<みやぎ総文祭2017>国際交流「チンフゥーチャ(お茶はいかが)」友好の懸け橋に

中国出身の(左から)幸愛さん、芯さんに指導を受ける生徒

 「文化部のインターハイ」と呼ばれる第41回全国高校総合文化祭(みやぎ総文2017)が31日から5日間、宮城県内10市町を会場に開かれる。全国の高校生延べ2万人が来県し、美術や書道、合唱など23部門で成果を披露し合う。みやぎ総文の本番に向け、練習や開催準備に励む県内の高校生を紹介する。

◎参加校紹介(2)築館高

 「チンフゥーチャ(お茶はいかがですか)」「チンチェーディエンシン(お菓子をどうぞ)」
 教室にたどたどしい中国語が響く。第41回全国高校総合文化祭(みやぎ総文2017)の交流会に向けた語学練習。参加する築館高の約10人が、黒板に書かれた例文を唱和していた。
 交流会は総文開会式前の27日にあり、中国吉林省の生徒14人と親睦を深める。築館高の生徒らは中国語で自己紹介するほか、茶道部員がお点前を披露して日本の文化を伝える。伊豆沼(栗原市、登米市)などを巡るツアーに生徒が同行することも計画中だ。
 発音の強弱で言葉のニュアンスが変わる中国語に対応するため、基礎例文の反復を重視。当日緊張しすぎないよう、練習では和やかな雰囲気の中、会話を楽しむことを心掛けている。
 講師役はともに中国出身の帰国子女で、同校2年高橋芯さん(16)と、1年高橋幸愛(さちよ)さん(15)。芯さんは「言葉が通じなくても、相手の目を見て笑顔で接すれば心は通う。みんなで両国をつなぐ架け橋になりたい」と意気込む。
 3年小野寺舞羽(まいは)さん(17)は「ニュースで日中関係が良くないと聞くけど、それは今の政治家同士の話。新たな一歩に向け、私たち次世代がいい関係を築いていきたい」と力を込めた。

<国際交流>全国高校総合文化祭では、開催規定で「国際交流」が義務づけられており、開催県の数校が海外の同年代と親睦を深めている。築館高のほか角田高が米国の13人と27日に、富谷高が韓国の16人と29日に交流する。8月1日には3校の代表と3カ国の生徒による合同交流会がある。


関連ページ: 宮城 社会

2017年07月05日水曜日


先頭に戻る