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<みやぎ総文祭2017>合唱 感謝で心一つ「震災経験を糧に強くなった姿伝えたい」

本番当日に向け、練習に励む仙台三桜高の音楽部員

 「文化部のインターハイ」と呼ばれる第41回全国高校総合文化祭(みやぎ総文2017)が31日から5日間、宮城県内10市町を会場に開かれる。全国の高校生延べ2万人が来県し、美術や書道、合唱など23部門で成果を披露し合う。みやぎ総文の本番に向け、練習や開催準備に励む県内の高校生を紹介する。

◎参加校紹介(3)仙台三桜高

 <冬枯れの いなかに行くと いつも 地平線に ケヤキが 立っている>
 まど・みちおさん作詞、宮城学院女子大教授なかにしあかねさん作曲の「ケヤキ」。第41回全国高校総合文化祭(みやぎ総文2017)で、県内21校の男女175人が高校の枠を越え、「ケヤキ」など3曲を歌う。
 15人が参加する仙台三桜高音楽部の部長桜井陽菜(ひな)さん(18)=3年=は「東日本大震災で大変なことがたくさんあったが、その経験を糧に強くなった姿を伝えたい」と意気込む。
 合同合唱団は昨年4月以降、月1回、練習してきた。校内の合唱コンクールや部活の定期演奏会、受験勉強などで多忙だが、合唱への思いと復興支援への感謝の気持ちは共有している。
 仙台三桜高の阿部智校長(56)は「全国の高校生たちに東北の復興状況を感じてほしい。貴重な交流の機会でもあり、互いに高め合って」とエールを送る。
 総文期間にある交流会で「ケヤキ」、本大会で「逢(あ)いたい」「冬の枝」を合唱。震災の年に作曲された「逢いたい」は、「宮城の高校生だからこそ思いを乗せられる」と選曲された。
 心を一つにした男女175人の感謝の歌声がホールに響き渡る。

<みやぎ総文2017合同合唱団>県内21の高校から男子33人、女子142人の計175人が参加。東京エレクトロンホール宮城で8月3日にある交流会(非公開)で「ケヤキ」、4日の本大会で「冬の枝」と「逢いたい」を披露する。本大会の出演は午後5時50分ごろの予定。


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2017年07月06日木曜日


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