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<みやぎ総文祭2017>工業 開幕へゼロに近づく赤い光 電光ボードに技術結集

仙台駅前のボードを前に製作時の苦労を語る(左から)尾崎さん、山浦さん、坂本さん

 「文化部のインターハイ」と呼ばれる第41回全国高校総合文化祭(みやぎ総文2017)が31日から5日間、宮城県内10市町を会場に開かれる。全国の高校生延べ2万人が来県し、美術や書道、合唱など23部門で成果を披露し合う。みやぎ総文の本番に向け、練習や開催準備に励む県内の高校生を紹介する。

◎参加校紹介(5)宮城工高

 「あと○日」。JR仙台駅に4月に設置され、全国高校総合文化祭(みやぎ総文2017)開幕までの日数を示すカウントダウンボードは、宮城工高の生徒が手作りした。1日ごとにゼロに近づく赤い光が、開幕ムードを盛り上げる。
 ボード製作は開催県の工業高校が担うのが慣例で県高文連工業専門部の呼び掛けに応じた。電光掲示のプログラムや基盤づくり、組み立てと全てが手作業だ。
 インテリア科3年の坂本直哉さん(18)は「完成するかどうか不安だった」と打ち明け、七夕飾りをモチーフにデザインを描いた同科3年の山浦萌さん(17)も「見やすさを第一に考え文字の大きさなどを何度も修正した」と苦労を語る。
 基盤や電光掲示部分は情報技術科2年の尾崎太一さん(16)が1人で担当した。デジタル時計の製作は3年生の実習課題であり、「全てが初めての経験。ちゃんと動いたときは感動した」と振り返る。
 同校の工業系の部活動は全国大会などと日程が重なるため、総文祭にはパネル展示のみで参加する。インテリア科長の加藤幸信教諭は「生徒たちの頑張りで『県工』らしく関わることができた」とたたえた。

<工業>協賛部門として県内の工業系校でつくる県高文連工業専門部を中心に開催。機械、建築、情報など各分野の部活動が、研究成果や日ごろの活動内容を報告する。ステージ、展示発表には6校が出場。パネル展示などには県内の全40団体が参加する。


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2017年07月08日土曜日


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