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<みやぎ総文祭2017>写真 原っぱの露、小さなアリの世界…作品交換 出会い心待ち

フォトブック作りの準備に励む写真部員ら

 「文化部のインターハイ」と呼ばれる第41回全国高校総合文化祭(みやぎ総文2017)が31日から5日間、宮城県内10市町を会場に開かれる。全国の高校生延べ2万人が来県し、美術や書道、合唱など23部門で成果を披露し合う。みやぎ総文の本番に向け、練習や開催準備に励む県内の高校生を紹介する。

◎参加校紹介(11)白石工高

 見慣れた原っぱにレンズを向けると、朝露で雑草が輝いていた。
 「水滴や自然の美しさをカメラだからこその表現で見せたかった」。白石工高写真部の3年大槻清楓(さやか)さん(17)の組み写真「緑の宝石箱」。全国高校総合文化祭(みやぎ総文2017)で県代表になった。
 3年駒田一樹さん(18)の「月夜の旅人」も選ばれた。水面に浮かぶ葉の茎にアリがしがみつく。「アリにとっては洗面器でも大冒険に違いない」と駒田さん。想像力を膨らませた。
 部員は交流会でホスト役を務め、各地の生徒と一緒に「フォトブック」を作る。手のひら大の写真を8枚持ち寄る。7人と交換すれば、世界に一つの小さな写真集が出来上がる。
 部長の3年梶川玲奈さん(17)は「参加者が仲良くなるきっかけになるといい。宮城に来て良かったと思ってもらえるよう迎えたい」と話す。部員37人で準備を進める。
 写真を志すトップレベルの同級生たちとの出会いを心待ちにする。「自分の写真の知識や幅、可能性を広げられたらいい」と大槻さん。駒田さんは「レベルの高い写真を見て、作品に取り込みたい」と期待する。

<写真>全国252校から309点が出品され期間中、せんだいメディアテーク(仙台市青葉区)で写真展がある。8月2日に松島町、仙台市、川崎町の3コースに分かれて撮影会を開く。県代表として白石工と古川黎明、涌谷、仙台工、仙台、白石計6校の8点を出品する。


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2017年07月16日日曜日


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