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<みやぎ総文祭2017>ボランティア 古里は国内有数の景勝地 安全安心の観光案内

観光ガイドのリハーサルをする生徒

 「文化部のインターハイ」と呼ばれる第41回全国高校総合文化祭(みやぎ総文2017)が31日から5日間、宮城県内10市町を会場に開かれる。全国の高校生延べ2万人が来県し、美術や書道、合唱など23部門で成果を披露し合う。みやぎ総文の本番に向け、練習や開催準備に励む県内の高校生を紹介する。

◎参加校紹介(13)松島高

 松島高観光科の生徒(240人)は全員、ボランティア部に所属する。寺院のライトアップや音楽フェスティバルなど、松島町内外の行事で案内役をしたり、運営を手伝ったり。北海道の中学生や台湾の高校生のガイドも務めた。活発な校外活動は「観光」を学ぶ授業の一環でもある。
 第41回全国高校総合文化祭(みやぎ総文2017)のボランティア部門では、全国から生徒が参加する四つのフィールドワークのうち、松島町が舞台の「観光・防災コース」でガイドを担当する。
 参加者60人を引率する同校のリーダー5人が14日、リハーサルをした。五大堂、観瀾(かんらん)亭、瑞巌寺、円通院。各観光スポットで話す内容を確認した。
 「観瀾は『さざ波』という意味です」などと分かりやすく解説する。タブレット端末を使い、東日本大震災の津波被害や震災前の風景写真も紹介する。
 フィールドワークの終盤は、震災で観光客がどう避難したのかを参加者に追体験してもらう。リーダーの一人で、観光科3年の阿部美奈さん(18)は「震災を経験した安全安心の観光地ということを知ってほしい」と言葉に力を込めた。

<ボランティア>多賀城市の東北歴史博物館で8月1日、ボランティア活動報告会。フィールドワークを2日、防災・減災(多賀城市)、青少年赤十字(仙台市)、観光・防災(松島町)、被災地(石巻市)の4コースで実施し、3日に同館で内容を報告する。


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2017年07月19日水曜日


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